awspecがShared Credentialsに対応しました。
Release v0.19.0 · k1LoW/awspec · GitHub
Shared Credentialsとは
aws-cliでよく使う ~/.aws/credentials
のことです。
Shared Credentialsのprofile対応
もともとawspecで利用しているaws-sdk-rubyはShared Credentialsのdefault
を自動で読むようになっていたのですが、profileごとのShared Credentialsも指定できるようにしました。ついでに ~/.aws/config
の設定も読むようにしたので、
$ aws configure --profile myprofile AWS Access Key ID [None]: AWS Secret Access Key [None]: Default region name [None]: Default output format [None]:
と設定したあとで、
$ export AWS_PROFILE=myprofile; bundle exec rake spec
とか
$ awspec generate ec2 vpc-ab123cde --profile myprofile
とか、わざわざawspec用にsecrets.ymlを作成することなく実行できるようになりました。 (secrets.ymlも今までどおり利用できます)
awspecのテスト事情
awspec自体のテストはaws-sdk-rubyが提供するstubを利用して書いていますが(かなり優秀です!)、実は新しいResource Typeを実装する時などには、自分のAWSアカウントで必要なAWSリソース構成を作成し、実際にAWSにリクエストを投げて確認をしていたりします。
そういったときにsecrets.ymlが面倒だなーと思っていたので、awspecをつかう人はもっと面倒なのでは?と思い、aws-cliと同じように --profile
が利用できるようにした次第です。
というわけで、少しだけ便利になりました。awspec。