2021年の振り返り
2021年も2020年から引き続き内に籠った年だった気がします。
また、厄年だったことは全く関係ないのですが「エンジニアとしてこの先生き残るには」ということを考えることが多かったと思います。
私はこれまであまり将来を深く考えることはあまりなかったのですが、子供の著しい成長を間近で見ていると「ところで私は成長できているのだろうか」という現状に対する思いと「今後子供が十分に成長するまでサポートし続けることができるだろうか」という将来に対する思いとがごちゃ混ぜになって「うっ」となることが何回かありました。世の親をやっている人々はすごい。
一方で「自分が何が好きなのか」は言語化できました。
私はいろいろ好きだし大抵のものには意義を見出せる質なのですが、特に「開発者のための開発」が好きです。
その言語化を得て冷静に振り返ってみると「結局自分がやり続けたこととか成功体験の積み重ねの結果の"好き"なんだなあ」とも思いました。
会社では全方位でいろいろやらせてもらえる(結果は求められる)ので、引き続きやっていきたいです。
2021年の抱負は「インプットができるようにする」でした。
結果はどうだったかというと「できてないな」というのが正直な感想です。
「手持ちのカードが増えない」という事実は結構自分の心を乱している要因にもなっています。せめて強いカードを持っていればいいのですが難しい。
増えていない原因も自分なので、これはもう自分で動き出す以外は方法はないです。がんばれ。
OSS
今年はGitHub関係のものが多かった印象があります。GitHub Actionsは本当に良いですね。
- https://github.com/k1LoW/gh-star-history
- https://github.com/k1LoW/repin
- https://github.com/k1LoW/dirmap
- https://github.com/k1LoW/ebk
- https://github.com/k1LoW/viagh
- https://github.com/k1LoW/ghfs
- https://github.com/k1LoW/go-github-client
- https://github.com/k1LoW/gh-grep
- https://github.com/k1LoW/github-script-ruby
- https://github.com/k1LoW/expand
- https://github.com/k1LoW/ghput-release-action
- https://github.com/k1LoW/oshka
- https://github.com/k1LoW/osfs (Archived)
- https://github.com/k1LoW/pr-revert-action
- https://github.com/k1LoW/pr-revert
- https://github.com/k1LoW/ghdag-action
- https://github.com/k1LoW/pr-bullet
- https://github.com/k1LoW/octocov-action
- https://github.com/k1LoW/octocov
- https://github.com/k1LoW/centve
- https://github.com/k1LoW/apk-add-from-url
- https://github.com/k1LoW/ghdag
- https://github.com/k1LoW/wazuh-agent-debug
今年最も力を入れたOSSは何かと問われたら octocov だと思います。
個人的にはtblsに近いレベルで「うまく設計がまとまったな」という感覚があります。うまくまとまると「小さな世界」を作れた感覚があって好きです。これを求めて懲りずにツールを作っている面もありそう。
octocovは2022年ももう少しだけやり残した実装を続けると思います。そしたらまたアイデアが降ってくるまでは手を離すことができそうです。
発表
継続的ドキュメンテーション関係の発表が多かったです。もう個人的には研究課題みたいになっています。もしくは趣味。
- Documentation as Codeで継続的なドキュメント運用を実現する / July Tech Festa 2021 winter
- 目的に沿ったDocumentation as Codeをいかにして実現していくか / PHPerKaigi 2021
- システムの変化に追従可能でかつ理解し易いドキュメントシステムのモデル化 / Web System Architecture #8
- Continuous Documentation - CI/CDパイプラインを活用した文書化技術 - / Pepabo Tech Conference #16
- io/fs.FS for testability. io/fs.FS for abstraction. / Go Conference 2021 Autumn (Online)
2022年の抱負
今年は「挑戦する」です。1年が終わった時に「今年はこれをやったな〜」と言いたい。
コンフォートゾーンから抜けるのが本当に苦手なので(むしろ嫌がる)、なんでもいいので、失敗でもいいので「やったな〜」を成し遂げたい。
チャンス(特に自身の感情の高まり)を逃さずに2022年もコードを書いていきたいです。
あ、あと分割キーボードを今年こそ手に入れたい。
今年もよろしくお願いします。