CakePHPはバージョン2系からテストスイートがSimpleTestからPHPUnitに変更になった。
PHPUnitは通常PEARコマンドを利用してインストールするので、root権限がないと若干面倒だったりする。
ただ、テストスイートはプロジェクトの最初のほうで設定しておきたいところ。
あと個人的には、CakePHPの「そのディレクトリだけでプロジェクトオールインワンパッケージ」的なメリットははずせない。
というわけでbakeの前にプロジェクトディレクトリ内にPHPUnitをインストールしてみる。
PHPUnitをCakePHPプロジェクト内にローカルインストールする4つのステップ
1.CakePHP2の設置
いつものように任意のディレクトリにCakePHPのディレクトリを設置。バージョン2になってプロジェクトルートにcake/がなくて、lib/があったりして若干戸惑うけどそのまま設置。
2.PEAR Local install pluginの設置
bakeどころかdatabase.phpの設定やapp/tmp/のパーミッションもせずにPEAR Local install pluginを設置。"2.0"ブランチのものをapp/Plugin/にPearLocal/として展開するだけ。
4.pear_localコマンドの実行
自分の場合(Ubuntu10.04)は、PEARコマンド自体が古かったので以下のような感じで実行。
$ php lib/Cake/Console/cake.php PearLocal.pear_local install PEAR $ php lib/Cake/Console/cake.php PearLocal.pear_local config-set auto_discover 1 $ php lib/Cake/Console/cake.php PearLocal.pear_local install pear.phpunit.de/PHPUnit
で、あとはhttp://localhost/myapp/test.phpにアクセスするだけ。
ところで、なんでこんな話をしているのか
PHPMatsuri2011でテストワークショップがあるんだって!
去年の突発TDDワークショップは濃かったらしいけど、今年はさらに体制が万全という噂だよ!
CakePHP bakerにはCakePHPで語ったほうがわかりやすいはず!
ってことで自分はCakePHPでPHPUnitの予習をしてワークショップに臨もうと思います。
今日のCakePHP2勉強会@東京で言っていたけれども、チケットは残り20くらい?らしい。
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