PHPカンファレンス福岡2023に参加してきました。
ホームでのカンファレンス開催と参加
私は福岡に住んでいます。その福岡のカンファレンスが、復活しました。実に4年ぶりとのことです。
4年で様々なことが変わりました。その変化の中、あの頃と変わらずにカンファレンスという場を提供してれたことに本当に感謝します。
これは推測でしかありませんが、4年の間、誰かの、誰か「達」の思いの火がずっと消えなかったからこその開催なのではないかなと思います。 一度(毎年開催という意味で)途絶えたカンファレンスを再度立ち上げるのは本当に「気持ち」が必要だっただろうなと思います。
私はというと、4年前といえば、私の子供はまだ生まれていませんでした。 そう考えると私のライフステージっぽいものも変わっていまして、今回は全然野菜や前夜祭などの参加は見送り、本編とAfter Hackの2つに絞って楽しみました。
あっという間の2日間でしたが、本当に楽しむことができました。
5年分の集大成としての発表
かなりの競争率の中無事採択され、発表をさせてもらうことができました。
今回、私が開発している tbls というツールについて話をさせてもらいました。
tblsと、tblsを開発したことがきっかけで考えるようになった "Documentation as Code" について、5年分のまとめ、そしてその先についての発表になります。
発表冒頭でも話しましたが、Documentation as Codeについて、もう話せることはありません。小さなアイデアすらないです。全部出し切りました。今後はインプットのフェーズだと思います。
5年分をまとめたお得スライドになっていると思いますので、よろしければ結論だけでも見てください。
かつて、私は福岡Ruby会議02でawspecというツールについて集大成的な発表をしました。
今回も福岡で、tblsについて同じように集大成的な発表ができて感無量です。
#runn開発者会議
PHPerKaigi2023に続いてrunn開発者会議を開催することができました。奇跡!
前回の去り際に「PHPカンファレンス福岡2023にプロポーザル出して福岡に行きますねー」といっていた @katzchum さん、有言実行してすごい。
今回もいくつかの機能について議論ができました。
- 各ランブックから読みこむファイルのパス解決の機能拡張
- まずパス解決の機構を統一する
- 便利なパス名解釈(
../
など)やワイルドカード(*
や**/*
)はセキュリティの観点からオプトインの仕組みを作る
- Cookieを取り扱う機能の導入
- ランブック単位、ステップ単位で一意性を持つIDの導入
- 目的はエラー時の発生箇所特定や再実行に使う
- コミットハッシュのように一意であれば短く指定することできるように
- 大量のランブックを読み込む時の速度向上(もしくはUIで解決)
方針だけは決めたので、あとはGitHub上でコミュニケーション取りながらぼちぼち解決していこうと思います。
PHPカンファレンス福岡だった
PHPカンファレンス福岡の会場に入って受付をしたとき、「あーPHPカンファレンス福岡だ」と思いました。
スタッフに見知った熟練者がいるのを見かけるのも「あーPHPカンファレンス福岡だ」と思いました。
@nojimage さんがニコニコしているのも「あーPHPカンファレンス福岡だ」と思いました。
いろいろアップデートされていてさらに過ごしやすく楽しくなっているのはその通りなのですが、なんか「あーPHPカンファレンス福岡だ」と思ったのです。
いやー良いPHPカンファレンス福岡でしたね。
みなさんお疲れ様でした。