codecheck.inの共有svnリポジトリが6月をもって終了した。
主な理由は「役目を終えたため」。
何年ごろだったかよく知らないのだけれども、CodeReposという共有リポジトリというサービスというかコミュニティが始まった。
この面白い画期的なアイデアのインスパイアとして、「福岡ローカル」というかたちでcodecheck.inの共有リポジトリプロジェクトが始まったらしい。
自分はcodecheck.inによって最も向上できた1人だと思っているのだけれども、そもそものはじまりは会社の先輩経由でcodecheck.inを知り、たまたま誘われてユーザアカウントを作ってもらったのがはじめだったと思う。
言いたいこととか思い出とかいろいろあるけれども、長くなるので割愛。
codecheck.inで学んだことは2つある。
「リポジトリの有効な使い方」と「他のプログラマとのコミュニケーション」
リポジトリの有効な使い方
今でこそ自分もgithubやEmacsWikiでライブラリの公開などをしているけれども、はじめはそんなことを考えたことがなかった。
CodeReposも敷居が高かった。そこにcodecheck.inというのは運営者の顔が見えている分、身近だったのが本当に良かったんだと思う。
自分はcodecheck.inでリポジトリの使い方を覚えたと言ってもいいと思う。
業務とは別のところで、svnを十分に練習できた。さらにsvkまで触るようにまでなった。
また「共有リポジトリ」の有効な使い方も知った。
ライブラリをリポジトリを含めオープンな形で公開することで、いろいろな反応をもらうことができた。
この「反応」で自分のモチベーションに直結するのが実感できた。
勝手に「これがオープンソースの世界なのかー」とか思っていた。
これが今のgithubやEmacsWikiでのコミットにつながっていることは間違いない。
他のプログラマとのコミュニケーション
codecheck.inの面白いところに「アカウント登録すると共有リポジトリと一緒にもれなく飲み会がついてきた」ところがある。
福岡という土地柄だったのか、そうでないのかわからなかったけれども(今になってわかったのはこれは全国で起こることらしい)
飲み会に参加していろいろなプログラマの方とコミュニケーションをとることができた。
あ、飲みニケーションか。
同じプログラムという言語を話す人間とはまたいつもと違った共感できる話ができて、さらに輪をかけて刺激もあった。
自分がCakePHP勉強会やPHPカンファレンス、tokyo-emacsといった他県の勉強会で積極的に参加ができたのも、結局はcodecheck.inでコミュニケーションの心地よさを知ったからなんじゃないかと思う。